Update runtime files.
diff --git a/runtime/doc/vim-ja.UTF-8.1 b/runtime/doc/vim-ja.UTF-8.1
index 5b7798b..363922b 100644
--- a/runtime/doc/vim-ja.UTF-8.1
+++ b/runtime/doc/vim-ja.UTF-8.1
@@ -36,8 +36,7 @@
特に、プログラムの編集に力を発揮します。
.PP
Vi に多くの改良が加えられています:
-多段アンドゥ、マルチウィンドウ、マルチバッファ、構文強調表示、
-コマンドライン編集、ファイル名補完、ヘルプ、ビジュアル選択、などなど。
+多段アンドゥ、マルチウィンドウ、マルチバッファ、構文強調表示、コマンドライン編集、ファイル名補完、ヘルプ、ビジュアル選択、などなど。
.B Vim
と Vi の違いについての要約は ":help vi_diff.txt" を参照してください。
.PP
@@ -66,24 +65,23 @@
filelist の前に "\-\-" を指定してください。
.TP
\-
-ファイルは標準入力から読み込まれます。コマンドは標準エラー (ttyからの入
-力になっているはず) から読み込まれます。
+ファイルは標準入力から読み込まれます。コマンドは標準エラー
+(ttyからの入力になっているはず) から読み込まれます。
.TP
\-t {tag}
開くファイルとカーソルの初期位置は "tag" に依存します。goto label の一種です。
-tags ファイルから {tag} が検索され、関連したファイルがカレントファイルになり
-ます。そして、関連したコマンドが実行されます。
-これは主に C 言語のファイルを開くときに使われます。その場合 {tag} に関数など
-を指定して使います。
-関数を含んでいるファイルが開かれ、その関数の先頭にカーソルが移動する、
-という動作になります。
+tags ファイルから {tag} が検索され、関連したファイルがカレントファイルになります。
+そして、関連したコマンドが実行されます。
+これは主に C 言語のファイルを開くときに使われます。
+その場合 {tag} に関数などを指定して使います。
+関数を含んでいるファイルが開かれ、その関数の先頭にカーソルが移動する、という動作になります。
詳しくは ":help tag\-commands" を参照してください。
.TP
\-q [errorfile]
クイックフィックスモードで起動します。
[errorfile] に指定したファイルが読み込まれ、最初のエラーが表示されます。
-[errorfile] を省略した場合は、オプション 'errorfile' が使われます (初期設定
-は、Amiga では "AztecC.Err"、その他のシステムでは "errors.err" です)。
+[errorfile] を省略した場合は、オプション 'errorfile' が使われます
+(初期設定は、Amiga では "AztecC.Err"、その他のシステムでは "errors.err" です)。
":cn" コマンドで次のエラーにジャンプできます。
詳しくは ":help quickfix" を参照してください。
.PP
@@ -144,16 +142,15 @@
一番目のファイルが読み込まれた後に {file} が実行されます。
これは \-c "source {file}" と同じ動作です。
{file} の先頭が '\-' の場合は使えません。
-{file} が省略された場合は、"Session.vim" が使われます (ただし \-S が最後の引
-数だった場合のみ)。
+{file} が省略された場合は、"Session.vim" が使われます
+(ただし \-S が最後の引数だった場合のみ)。
.TP
\-\-cmd {command}
"\-c" と同じですが、vimrc を処理する前にコマンドが実行されます。
これらのコマンドは "\-c" コマンドとは別に、10 個まで指定できます。
.TP
\-A
-アラビア語がサポートされていて、アラビア語キーマップがある場合は、
-アラビア語モードで起動します ('arabic' がオンになります)。
+アラビア語がサポートされていて、アラビア語キーマップがある場合は、アラビア語モードで起動します ('arabic' がオンになります)。
右横書きのファイルを編集できます。
サポートされていない場合はエラーメッセージを表示して終了します。
.TP
@@ -180,8 +177,8 @@
"\-d con:20/30/600/150".
.TP
\-D
-デバッグ。スクリプトの最初のコマンドが実行されるところからデバッグモードを開
-始します。
+デバッグ。
+スクリプトの最初のコマンドが実行されるところからデバッグモードを開始します。
.TP
\-e
Ex モードで起動します。
@@ -203,8 +200,7 @@
フォアグラウンド。GUI バージョンで、プロセスをフォークしなくなります。
.TP
\-F
-ペルシア語がサポートされていて、ペルシア語キーマップがある場合は、
-ペルシア語モードで起動します ('fkmap' と 'rightleft' がオンになります)。
+ペルシア語がサポートされていて、ペルシア語キーマップがある場合は、ペルシア語モードで起動します ('fkmap' と 'rightleft' がオンになります)。
右横書きのファイルを編集できます。
サポートされていない場合はエラーメッセージを表示して終了します。
.TP
@@ -216,14 +212,13 @@
コマンドライン引数やオプションのヘルプを表示して終了します。
.TP
\-H
-ヘブライ語がサポートされていて、ヘブライ語キーマップがある場合は、
-ヘブライ語モードで起動します ('hkmap' と 'rightleft' がオンになります)。
+ヘブライ語がサポートされていて、ヘブライ語キーマップがある場合は、ヘブライ語モードで起動します ('hkmap' と 'rightleft' がオンになります)。
右横書きのファイルを編集できます。
サポートされていない場合はエラーメッセージを表示して終了します。
.TP
\-i {viminfo}
-viminfo ファイルを使う設定になっている場合は、初期設定の "~/.viminfo" の代わ
-りに、指定されたファイルを設定します。
+viminfo ファイルを使う設定になっている場合は、初期設定の "~/.viminfo"
+の代わりに、指定されたファイルを設定します。
"NONE" を指定すると、.viminfo ファイルを使わないように設定できます。
.TP
\-L
@@ -239,8 +234,8 @@
バッファを変更することはできますが、ファイルを保存することはできません。
.TP
\-M
-変更を不可能にします。オプションの 'modifiable' と 'write' がオフになり、
-ファイルの変更と保存ができなくなります。
+変更を不可能にします。
+オプションの 'modifiable' と 'write' がオフになり、ファイルの変更と保存ができなくなります。
Note: それらのオプションを設定すれば変更できるようになります。
.TP
\-N
@@ -252,8 +247,7 @@
\-n
スワップファイルを使用しません。
クラッシュしてもリカバリできなくなります。
-フロッピーディスクのような非常に低速なメディアのファイルを読み書きするときに
-便利です。
+フロッピーディスクのような非常に低速なメディアのファイルを読み書きするときに便利です。
":set uc=0" と設定しても同じです。
戻すには ":set uc=200" と設定してください。
.TP
@@ -276,10 +270,8 @@
\-R
読み込み専用モード。
オプション 'readonly' がオンになります。
-バッファを変更することはできますが、間違ってファイルを上書きしてしまうのを防
-ぐことができます。
-ファイルを保存したい場合は、":w!" のように、Ex コマンドに感嘆符を付けてくだ
-さい。
+バッファを変更することはできますが、間違ってファイルを上書きしてしまうのを防ぐことができます。
+ファイルを保存したい場合は、":w!" のように、Ex コマンドに感嘆符を付けてください。
\-R オプションは \-n オプションの効果も含んでいます (上記参照)。
オプション 'readonly' は ":set noro" でオフにできます。
詳しくは ":help 'readonly'" を参照してください。
@@ -301,13 +293,13 @@
{scriptin} をスクリプトファイルとして読み込まれます。
ファイル中の文字列は、手で入力したときと同じように処理されます。
これは ":source! {scriptin}" と同じ動作です。
-エディタが終了する前にファイルの終わりまで読み込んだ場合、
-それ以降はキーボードから入力を読み込みます。
+エディタが終了する前にファイルの終わりまで読み込んだ場合、それ以降はキーボードから入力を読み込みます。
.TP
\-T {terminal}
端末の名前を指定します。
端末が自動的に認識されない場合に使ってください。
-Vim が組み込みでサポートしている名前か、
+.B Vim
+が組み込みでサポートしている名前か、
termcap または terminfo ファイルで定義されている名前を指定してください。
.TP
\-u {vimrc}
@@ -324,8 +316,9 @@
詳しくは ":help gui\-init" を参照してください。
.TP
\-V[N]
-冗長モード。スクリプトファイルを実行したり viminfo ファイルを読み書きするた
-びにメッセージを表示します。N に指定した数値が 'verbose' に設定されます。
+冗長モード。
+スクリプトファイルを実行したり viminfo ファイルを読み書きするたびにメッセージを表示します。
+N に指定した数値が 'verbose' に設定されます。
省略した場合は 10 になります。
.TP
\-v
@@ -335,8 +328,7 @@
.TP
\-w {scriptout}
入力した文字を {scriptout} に記録します。
-"vim \-s" や "source!" で実行するためのスクリプトファイルを作成するのに便利
-です。
+"vim \-s" や "source!" で実行するためのスクリプトファイルを作成するのに便利です。
{scriptout} ファイルがすでに存在した場合は追加保存されます。
.TP
\-W {scriptout}
@@ -371,46 +363,40 @@
ヘルプを表示して終了します。"\-h" と同じです。
.TP
\-\-literal
-引数のファイル名をリテラル文字列として扱います。ワイルドカードを展開しませ
-ん。Unix のように、シェルがワイルドカードを展開する場合は機能しません。
+引数のファイル名をリテラル文字列として扱います。ワイルドカードを展開しません。
+Unix のように、シェルがワイルドカードを展開する場合は機能しません。
.TP
\-\-noplugin
プラグインをロードしません。\-u NONE はこの動作を含んでいます。
.TP
\-\-remote
Vim サーバーと通信し、引数に指定されたファイルを Vim サーバーで開きます。
-サーバーが存在しない場合は、エラーメッセージを表示され、起動中の Vim でファ
-イルが開かれます。
+サーバーが存在しない場合は、エラーメッセージを表示され、起動中の Vim でファイルが開かれます。
.TP
\-\-remote\-expr {expr}
-Vim サーバーと通信し、{expr} に与えられた式を Vim サーバーで実行し、結果を標
-準出力に出力します。
+Vim サーバーと通信し、{expr} に与えられた式を Vim サーバーで実行し、結果を標準出力に出力します。
.TP
\-\-remote\-send {keys}
Vim サーバーと通信し、{keys} に与えられたキーを Vim サーバーに送信します。
.TP
\-\-remote\-silent
-\-\-remote と同じですが、サーバーが存在しなくてもエラーメッセージを表示しま
-せん。
+\-\-remote と同じですが、サーバーが存在しなくてもエラーメッセージを表示しません。
.TP
\-\-remote\-wait
\-\-remote と同じですが、ファイルが開かれるのを確認できるまで待機します。
.TP
\-\-remote\-wait\-silent
-\-\-remote\-wait と同じですが、サーバーが存在しなくてもエラーメッセージを表
-示しません。
+\-\-remote\-wait と同じですが、サーバーが存在しなくてもエラーメッセージを表示しません。
.TP
\-\-serverlist
Vim サーバーの一覧を表示します。
.TP
\-\-servername {name}
-サーバーの名前を {name} に設定します。\-\-remote 引数を指定しなかった場合
-は、起動中の Vim の名前として使われるので、後からその名前を使ってサーバー通
-信できます。
+サーバーの名前を {name} に設定します。
+\-\-remote 引数を指定しなかった場合は、起動中の Vim の名前として使われるので、後からその名前を使ってサーバー通信できます。
.TP
\-\-socketid {id}
-GTK GUI のみ: GtkPlug メカニズムを使って gvim を別のウィンドウの中で実行しま
-す。
+GTK GUI のみ: GtkPlug メカニズムを使って gvim を別のウィンドウの中で実行します。
.TP
\-\-version
バージョン情報を表示して終了します。
@@ -459,8 +445,8 @@
ユーザーの gvim 初期化ファイル。
.TP
/usr/local/lib/vim/optwin.vim
-":options" コマンドで使われるファイル。オプションを表示したり設定したりでき
-ます。
+":options" コマンドで使われるファイル。
+オプションを表示したり設定したりできます。
.TP
/usr/local/lib/vim/menu.vim
システムのメニュー初期化ファイル。gvim で使います。
@@ -494,8 +480,7 @@
.SH バグ
既知のバグは ":help todo" に記載されています。
.PP
-Vi の動作を忠実に再現した結果、多くの人がバグだと思うような機能もいくつかあ
-ります。
-"この動作は Vi と違う" からバグだと思った場合は、vi_diff.txtを確認してみてく
-ださい (ファイルを開くか、Vim から ":help vi_diff.txt" と入力)。
+Vi の動作を忠実に再現した結果、多くの人がバグだと思うような機能もいくつかあります。
+"この動作は Vi と違う" からバグだと思った場合は、 vi_diff.txt を確認してみてください
+(ファイルを開くか、 Vim から ":help vi_diff.txt" と入力)。
オプションの 'compatible' と 'cpoptions' も確認してください。